ワンちゃんを飼われてる方!注意!

皆さんこんにちは!看護師Tです(^^)

左の写真は病院わんこのB.Bです★

沖縄では、梅雨も終わり

夏らしくなってきたのではないでしょうか?

人も動物たちも熱中症に気を付けて

この夏を乗り切りましょう(>_<)!!

さてさて、今回は豊見城市のお隣、糸満市で

5月下旬より発生している

犬パルボウイルス感染症について

お話しさせていただきたいと思います。

犬パルボウイルス感染症について

犬パルボウイルスは犬にのみ感染します。

特に仔犬は急激に症状が悪化しやすく

最悪の場合、死に至ることも少なくない怖い病気です。

自然界で半年から一年、そのままの状態で生存できる

ウイルスです。

感染しても、発症せずに体の中にウイルスを持ったまま、

ウイルスを排泄している(キャリア)こともあります。

こういったことにより感染が拡大します。

室内で飼っている場合でも、人間の靴にウイルスがついて

外から家の中に持ち込み、ワンちゃんに感染することもありますので

室内飼いでも安心はできません。

このウイルスは、普通の石鹸や消毒液では死滅しません。

塩素系の消毒薬が有効です。


■感染経路

感染した犬の便や嘔吐物、それらに汚染された食器、そして感染した犬と接触した人の手指や衣類などに、他の犬が口や鼻をつけることにより感染します。


■主な症状

元気がなくなる、激しい嘔吐・下痢、食欲低下

重症時の便は、血液交じりのトマトジュースのような色の便で、悪臭もします。

 

■治療方法

直接ウイルスを退治する治療法がないため、抗生物質や輸液をつかった対症療法・補助療法を行います。

 

■予防

混合ワクチンを打つことで予防が可能です。

当院で、毎年しっかりワクチン接種をしている

ワンちゃんは、予防できていますので

ご安心ください。

沖縄は特に感染が多々みられる病気なので

混合ワクチンをしっかり打って

ワンちゃんを病気から守ってあげましょう!!


病院にいらっしゃる際に、下痢、嘔吐などの症状があるワンちゃんがいましたら

先にお電話ください!!

わからないこと・不安なことがありましたら、お気軽にお声かけください(^^)