今回は…

お久しぶりです。看護師Yです。

最近、うちの子のネタ話が多かったので病気について書こうと思ったのですが、他の看護師が書いてくれてますし、今までお話した事がないトリミングについて書いてみようと思います。

 

今回は一番質問が多い爪切りについて。

皆様が一番に思う事。「どこまで切ったらいいの?」 …ですよね?(笑)

 

まず、爪の色ですが、白い爪の子や黒い爪の子、そして茶色い爪の子などワンちゃんによって色が違います。

白い爪も黒い爪も両方あるという子もいます。

 

皆様の飼っているワンちゃんは何色の爪ですか?

 

看護師Yの愛犬ミルクの爪は全部白です。

←ミルクの爪です。

 

そして、爪の中に見えるピンクの部分が血管です。

なので、このピンクの部分の手前までを切ってあげて下さい。

 

爪切りをした時に血が出たという経験をした方はご存知かと思いますが、この血管の部分を切ってしまうと血がでてしまうのです。

 

この爪の短さは切って短くしたのではなく、散歩や外で遊んでいる際にアスファルトなどと擦れて削れ短くなった爪です。

 

これくらい短いと切る必要はありませんが、気を付けてほしいのは他の爪と違って、狼爪(ろうそう)は散歩や外で遊んでいても擦れる場所にはないので爪が伸びたままになっていたりと見落としがちになっている場合があります。

 

※上の写真に写っている部分が狼爪(ろうそう)です。

(人でいう親指の位置にある爪です) 

 

 

上の写真のように血管ギリギリまで爪を切る必要はありません。

爪を切っていて、血管に近付いていくと嫌がって手を引いたり、抵抗する子もいますので、白い部分を少し残してあげて下さい。

 

爪を切る事=嫌な事

というイメージをワンちゃんに持たせない事が大切になります。

 

どうしても爪切りを始めたばかりだと人間側も慣れるまで時間がかかってしまいますし、時間がかかるとワンちゃんが嫌がる原因にもなってしまいます。

 

最初から全部の爪を切ろうとするのではなく、最初は2~3本から初めてみて下さい。

そして、大人しく切らせてくれてるうちに終わってあげて、褒めてあげる。遊んであげたり、おやつをあげたり。

繰り返しやってあげる事で大人しくしていると良い事があるとワンちゃんも学んでくれます。

慣れてきたら、少しずつ本数を増やしてあげて下さい。

 

私の愛犬ミルクも頑張った後、テンション高めに

「ミルクー!お利口さんだったね!」って言うと

この笑顔を見せてくれます(笑)

 

今回で、黒い爪の切り方のコツも書く予定でしたが、思ってたよりも長くなってしまったので次回にしたいと思います。

 

当院でも犬、猫、うさぎの爪切り行っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。