新年第一弾! 新しい家族を迎える② 子猫編

2017年新年明けましておめでとうございます。今年は大吉をひきました看護師Aです!!いいスタートが切れたので今年もやる気満々です(笑)

うえの写真はスタッフ猫ルールーちゃんのごめん寝ですwww寒くなるとこんな寝方になってしまいます。

さて今回の話題は子猫を新しく家族に迎えたとき最低限行って頂きたいことを紹介していこうと思います。

 

この子は去年私の車のエンジンルームに入り込んで晴れて4番目の子になった「ごまちゃん」です。

里子に出すつもりが愛着が湧いてしまいそのままうちの子になりました。(笑)

 

この子のように外の子を家族に迎えたり、他のご家庭またはペットッショップから購入されたりといろいろな方法で子猫を迎える方もいるかと思いますが、みなさま最低限行って頂きたいことがあります。

 

ずばり!!予防接種・不妊手術です!

 

これは猫ちゃんを飼育するにあたり飼い主様の責任として必ず受けていただきたいことです。

「まずは何からはじめたらいいのか?」とよくお問い合わせいただきますので、流れを簡単に説明します。

①混合ワクチン接種

 ながいペットクリニックでは生後2ヶ月から混合ワクチン接種を行っています。ただし、お家に迎えて1週間以上たったなれた頃にワクチン接種をおこないます。環境の変化にともなうストレスのために免疫が安定しない場合があるので環境になれて体調もいいときにワクチン接種をおこないます。

 ペットッショップ等で先に一回目のワクチン接種を終えている子もいるかと思いますが、母猫の移行免疫の影響で(移行免疫については後日詳しく説明します。)うまく混合ワクチンの免疫効果が得られない場合が多いので、最初受ける場合は3週間感覚で最低計2回受けることになります。

 尚ワクチンの種類については当院にいらした際にご相談の上決めていきます。初回のワクチンと併せて便の検査もワクチンの代金で行えますのでお持ちください(検査の結果でワクチンが行えない場合は便検査費用は別途いただきます。)

 初回のワクチンの際ウィルス検査を任意で行っており、内容は猫白血病ウイルスと猫エイズウイルスの感染の有無を調べます。この感染症は2種類とも一度感染したら治すことのできない感染症なので感染の有無を確認したあとワクチンの種類をご相談させていただくことをおすすめしています。

検査方法としては少量採血をさせていただき15~20分で検査結果が出るというものなので、関心のある方はお問い合わせください。

 

②去勢・避妊手術

 通常初回のワクチンプログラムが終わり3週間感覚を空けたのち不妊手術をおこなっております。ワクチンを先に行うの理由として、手術は全身麻酔下で行い大変ストレスをかけてしまいますので、どうしても免疫力が下がってしましますので感染症のリスクが高くなります。その際先にワクチン接種を行っておくと安心なので不妊手術前に余裕を持ってワクチンを済ませておくことをおすすめしています。

 不妊手術は通常生後6ヶ月から行っております。成長の度合いによっては中止する場合もあるので手術を希望される方はお問い合わせください。

 なお手術は予約制になっておりますので、お問い合わせの上ご予定を立てていただきますようおねがいします。

子猫を迎えた際には健康チェックがてら動物病院へいらっしゃってください。体重チェックをしたり発育状況もチェックさせていただけますので、お気軽にお越しください。

簡単にですが最低限猫飼いとして行って頂きたいことを書いてみましたが、ご不明な点詳しくお聞きしたいことや不安な点などございましたらお気軽にご相談ください。

フードの種類やかみ癖などお困りなことなんでもいいですよ♪

 

2017年がスタートして早くも1週間たちますが、今年もよろしくお願いします。