日の落ちる時刻も早くなり、日陰などにいるとすこしひんやりとした風をかんじ「秋めいてきたなぁ」とかんじる看護師Aです。(^_^)
さてだんだんと涼しさを感じるようになり、朝・夕方と散歩に出かけやすくなる時期ではないでしょうか?夕方にお散歩にでかける飼い主さん、わんちゃんの姿もよく見かけるようになったなとかんじます。
外に出る機会が増えることで気をつけていただきたいのは「ノミ・マダニetc...」です!
普段室内で過ごしている子も外にでかけたり、他の動物とふれ合う機会があれば油断大敵です!!
上の小さな虫が「ノミ」の成虫です。
被毛の間をスルスルすり抜けていくように動き回り、ぴょんぴょん跳ねたりもしています。
成虫を見つけるより、尾の付け根の被毛をかき分けるとコーヒーかすのような黒い糞が付着している場合が多いので気になったときはおしり周りを重点的に見てみてください。
「ダニ」です。ノミとは対照的に吸血をはじめると嘴を皮下に差し込んで固定するためなかなか抜けません。ほう血後のダニは小豆大までふくらみます。まだ吸血していない状態だと被毛の上をあるきまわってます。
駆除薬として「つけるタイプ」と「のませるタイプ」の二種類の薬剤をおいています。
簡単に紹介していきます。
←「つけるタイプ」の駆除薬になります。
スプレータイプもありますが、このスポットタイプの駆除薬はワンちゃんネコちゃんの舐めない後頭部や肩甲骨の間などに全量滴下することで約24~48時間で全身へ広がり、1ヶ月間効果が持続するお薬になります。
ただしつけたあとは全身へ広がるまでは水浴びやシャンプー、雨の日の外出を避けていただけないと効果が弱くなってしまいます。
またノミによって耐性をもつものも出てきており、うまく効果を発揮しない場合もあります。
●メリット ●デメリット
手軽につけることが可能。 飼育状況によっては効果が不安
←「のませるタイプ」の駆除薬になります。
こちらは水浴びやシャンプー、雨の日などに左右されず効果が期待出来ます。
毛繕いの際うっかり舐めてしまう心配も無く小さなお子様と同居しているペットに安心してつかえます。
しかしペットの体質によってははき出してしまう子や投薬が難しい子などにはむいていません。
●メリット ●デメリット
効果が安定しており、確実。投薬後もすぐふれあえる 体質によってははいてしまう。
経口投与に慣れていないと難しい
他にも首輪タイプの駆除剤などもありますが、それぞれメリット・デメリットがありますので飼育状況やどの外部寄生虫にお困りなのかを相談していただければ最適な駆除薬をおすすめします。
ノミ・ダニはただ噛まれてかゆいだけでなく人や動物に感染する病気も媒介する怖い寄生虫です。
発見された際には早めにご相談下さい。
9月も残すところあとわずかになり、10月になるとまた一つ年をとる看護師Aですがw体調に気をつけて頑張ろうとおもいます!
涼しくなると腰痛や咳き込みが増えてきます。様子がいつもとちがうと感じたら、些細なことでもすぐにご相談下さいね。