看板犬ラッキー

看板犬ラッキー

病院に来院されたかたなら1度は見かけたことがあると思います。ながいペットクリニックの看板犬ラッキーが9月13日に永眠しました。

6才でした。

 

 

 

ラッキーは子犬の時にながいペットクリニックに供血犬として引き取られました。

 

供血犬とは治療で使う血液を提供するために飼育される犬ちゃんです。動物は人間のような血液バンクがないため、動物病院では犬や猫を飼育して必要な時に血を分けてもらいます。

 

 

その後すくすくと成長し、立派な成犬になったラッキーは供血犬として大活躍していました。

採血のときも暴れず、少し震えながらも大人しくまち終わった後のご褒美のおやつをあげると喜びフリフリと尻尾を振っていました。

 

一日の大半は外で右側のジーコと過ごし、来客がくるとフェンスから顔をすこしだして挨拶を

する。

 

ラッキーたちの声が聞こえると誰かきたんだなといつも思っていました。

 

4歳で肝臓に腫瘍が見つかり抗がん剤治療を開始、薬も毎日飲んで定期的に検査を行いました。

あの時腫瘍に気が付かず、抗がん剤治療を始めていなければもっと早くラッキーとお別れがあったと思います。

 

とてもかわいいラッキーともう会えない、そう思うと寂しくなります。

人も動物もいつかは別れが来る、その別れがいつ来ても後悔することがないように精一杯向き合い、過ごしていきたいと思います。

 

最近肌寒くなってきました。季節の変わり目は体調を崩しやすいので部屋を暖かくして体調に気をつけてください。何か気になることがありましたらお気軽にお電話して下さい。